2020年09月29日

『カノジョの妹とキスをした。2』

海空りく 先生が贈る衝撃の"不"純愛ラブコメディ。第2巻は“晴香”とキスした感触を
“時雨”の好意に上書きされた“博道”が恋人への想いを貫けるか、真価を問われます。
(イラスト:さばみぞれ 先生)

http://www.sbcr.jp/products/4815607289.html


“時雨”に抱いた不純な感情を、恋人との更なるキスで払拭しようと気が逸る“博道”。
夏休みに海でキャンプ、という絶好の機会を活かそうと積極的になる気持ちも分かるし、
恋人に嫌われたくないと思い詰めるのも疑心暗鬼になるのも分かるだけに、実につらい。

恋人と手を繋いで、キスをして。でもその先へ続くエッチな行為は頑なに拒む“晴香”。
意を決して話を口にした“博道”をも汚らわしいと強く憤る彼女の感情も理解できるし、
電話越しに伝えた彼女の考えも家族背景を考えれば得心はいくとしてもこれまた切ない。

兄と姉の関係を壊すつもりはなく、けれど兄の一番好きな人になりたいと嘯く“時雨”。
“博道”が悪いワケでも、“晴香”が悪いワケでもないのに拗れていく2人の恋愛模様。
彼の感情を見届け続けてきたからこその“時雨”の一手がどんな波乱を呼ぶか注目です。

posted by 秋野ソラ at 00:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
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