2020年08月20日

『メイデーア転生物語 3 扉の向こうの魔法使い(上)』

友麻碧 先生が贈る本格ファンタジー作品。 第3巻は前世の自分を殺した相手との遭遇に
戸惑いが隠せない“マキア”と、過去と血筋に悩まされる“フレア”の機微を描きます。
(イラスト:雨壱絵穹 先生)

https://lbunko.kadokawa.co.jp/product/maydare/322001000668.html
https://ncode.syosetu.com/n3862be/


フレジール皇国の女王陛下“シャトマ”にも驚かされつつ“カノン”将軍の今は殺さない
発言や何かと匂わせる言動に“マキア”と同じく気が気でない状況が続くのがもどかしい。
彼女の不安を感じとった“トール”が必死に守ってあげようとする姿は何とも愛おしくて。

魔法学校での第一学年最後の班課題を進める中で“フレア”の報われない過去を、何より
大切な人たちからの想いを誤解していると気づいた“マキア”が何とかしようと尽力する
様子がいじらしい。肩入れするその姿にヤキモチを焼く“トール”がまた可愛いの何の。

世界を救う意欲を失う“アイリ”のいじける言動は見ていて虚しさが募るばかりですけど
思いがけないところから転生前の人間関係と今が結びついてしまった、となっては一大事。
メイデーアの命運を握るのは誰なのか。“マキア”も驚く事の行方を下巻と共に待ちます。

posted by 秋野ソラ at 00:51 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
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