2020年08月10日

『モンスター娘のお医者さん8』

TVアニメが放映を開始し、木村光博 先生によるスピンオフ・コミカライズもスタートした
折口良乃 先生のモン娘診察奮闘記。第8巻は“グレン”の里帰りに纏わる騒動を描きます。
(イラスト:Zトン 先生)

http://dash.shueisha.co.jp/bookDetail/index/978-4-08-631373-5
https://mon-isha-anime.com/
https://comic-ryu.jp/_monisha/
https://seiga.nicovideo.jp/comic/48999?track=official_list_s1


“グレン”の故郷で暗躍する、新興宗教とは名ばかりの盗賊集団。“アラーニャ”がその
一味と結びつきがあるのではないか、と彼の父から結婚に反対する理由を告げられる展開。
心当たりのある彼女は諦めを見せ、絶対に認めてもらうと諦めない彼との温度差がつらい。

逆境打破の鍵を握る盗賊たちを捕まえる、“アラーニャ”だからこそ掴んだ手懸りを境に
彼女が“グレン”と距離を取り直す顛末が、何か色々と救われる思いがしました。他人の
幸せを願うのも自由ですが彼女自身も幸福を感じてほしいと願うのは彼だけではないはず。

それにしても“サキ”の立ち回りが今回は絶妙。彼女への鍼治療、“アルルーナ”たちの
乱痴気騒ぎというか受粉行為、そしてあの接吻と生き生きとした描写は美少女文庫さんに
いつ出しても問題ない水準かと。皆で迎える春に幸あらんことを願いつつ次巻を待ちます。

posted by 秋野ソラ at 00:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/187789969
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック