望公太 先生が贈る甘くて尊い年の差純愛ラブコメ。第6巻は“薫”が“妃”との新生活を
スタートさせる中、文化祭の準備中に熱意を示す“浦野”が突如引きこもってしまいます。
(イラスト:ななせめるち 先生)
【 http://www.sbcr.jp/products/4815605636.html 】
“浦野”がやる気を見せる理由。推して知るべし、なそれを最悪のタイミングで知られた
彼の心情が、中学時代に彼らがこじらせた恋愛模様を浮かび上がらせる展開は心痛ましく。
そんな離散する想いを繋ぎ止めた“薫”の仲間意識、そして恋愛観に筋が通っていて熱い。
ただ自滅する“浦野”を優しく突き放す“薫”が彼の気持ちを吹っ切らせるために過去の
トラウマを活かす演出がまた小憎らしい。恋人持ちの余裕すら窺えます。“浦野”の幸せ
いっぱいな顛末の裏で、“遥”もまた過去を清算できた感が見受けられて微笑ましい限り。
今巻は出番少なめな“姫”。恋人が姉と共同生活を始めてイイ感じなのを妬むの様子や、
ここぞという場面であの衣装を選んでしまうあたり、相変わらず思わずニヨニヨします。
彼もまた愛する人にとっての「王子様」の一人として共に道を進めるものと信じてます。
2020年07月03日
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