2020年05月27日

『三角の距離は限りないゼロ5』

岬鷺宮 先生が贈る不思議な三角関係恋物語。第5巻は“秋玻”と“春珂”、2人一緒に
いられるかも知れない、という可能性が“四季”の心をもう一段、追い込んでいきます。
(イラスト:Hiten 先生)

https://dengekibunko.jp/product/zerokyori/322002000074.html


同じように恋して、平等に愛してほしい。“秋玻”と“春珂”が恋人に対し求めるものが
一線を超えないにしても煽情的になっていくことに困惑する“四季”。そこへ進路という
将来への悩みと重なって立ち往生する彼を、大人たちが見守ってくれる構図が良いですね。

失恋探偵とその助手、という面倒くさい関係が作家と編集者、もしくは夫婦として綿々と
続けることができている“千代田”と“野々村”だからこそ“四季”が抱える悩みに対し
より親身になってアドバイスすることができたのかな、と思うと感慨深いものがあります。

二重人格が発生したきっかけを未だ明かさない“春珂”も、結局はどちらが好きなのかを
選んでほしいと望む“春珂”も“四季”にとってはどこか卑怯で、面倒な存在でしかない
ように見える同情を禁じ得ない展開の中、彼がどう決断を下すのか見届けたいと思います。

posted by 秋野ソラ at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
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