2020年04月08日

『リアデイルの大地にて4』

Ceez 先生が贈る大人気エルフファンタジー。第4巻は“ルカ”を連れてフェルスケイロに
辿り着いた“ケーナ”が依頼を受けて大河に突如現れた巨大な魚影の調査に乗り出します。
(イラスト:てんまそ 先生)

https://ebten.jp/p/9784047360501
https://ncode.syosetu.com/n1247p/
https://comic-walker.com/contents/detail/KDCW_AM19201033010000_68/


“ケーナ”のレアアイテムに目をつけてしまう輩からの魔手を払ったり、“マイマイ”が
暴走しがちなところを抑止したりと“ロクシーヌ”の陰日向にフォローする姿が光ります。
その輩が辿る末路はさておき、彼らを隠れ蓑にして暗躍する存在が今後どう動くか要注視。

それにしても「守護者の塔」と言いながら、その形の自由奔放さには改めて驚かされます。
祭の開催も危ぶまれる状況を“マイリーネ”に秘密を明かしてでも解決に導く“ケーナ”
には呆れつつもそれがまた面白いと再認識。巻き込まれる“カータツ”にはついつい同情。

“ケーナ”の子として周知されつつある中、“ルカ”が彼女と同行して祭りを堪能する姿
には心温まるものを感じずにはいられません。安息の日々を脅かすかもしれない闇に対応
しながら「リアデイル」の謎に迫っていくことができるか、続きを楽しみにしたい所です。

posted by 秋野ソラ at 00:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
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