みかみてれん 先生が頒布する同名の同人小説、通称「百日百合」シリーズが商業作品化。
百万円を懸けて女の子同士が付き合う可能性の有無を問い質すガールズラブコメディです。
(イラスト:雪子 先生)
【 http://www.sbcr.jp/products/4815604479.html 】
イケてる女子高生の立ち位置を維持する“鞠佳”は金欠なためサポート交際も視野に、と
友人たちにほのめかす。すると同級生の“絢”から突如「1日1万円で私のサポを受けて」
と提案される。彼女は“鞠佳”が女の子同士の交際を否定したことにご立腹のようで──。
同人誌で描かれる2人の雰囲気をそのままに、雪子 先生の洗練された挿絵や四コマ漫画
による演出もあって、より読みやすく「ガルコメ」を堪能できる作品に仕上がっています。
「ありえない」なんてありえない、と言わせられる“鞠佳”のあの笑顔に思わずニヨニヨ。
巻末の書き下ろし短編では、そんな“鞠佳”に迫る“絢”の興味深い胸の内が描かれます。
こういった描写を堪能できるのも小説ならでは。同人誌を既読の方にこそお薦めできる話。
「ガルコメ」の流れを みかみてれん 先生がけん引してくれると信じつつ続刊を待ちます。
2020年03月02日
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