秀章 先生が贈る新作はラブコメディ。執事の家系で育ち、名家の気難しいお嬢様に仕える
少年が助けた不良少女の義理堅さをみて主人の専属メイドに仕立て上げようと奮闘します。
(イラスト:紅林のえ 先生)
【 http://lanove.kodansha.co.jp/series/?c=1000021008#bk9784065187364 】
企業グループ「折鶴」の一翼を担う“麻白”が商売敵に対し同盟の結束を図り催す晩餐会。
その直前でベテランメイドが抜ける穴を補うため執事の“太一郎”が挙げる候補を彼女は
片っ端からクビにする始末。そんな折、彼が裏路地で手負いのヤンキー少女と出会う──。
所作からして不躾な“ハナ”にメイドとしての心得を教え込もうとする“太一郎”に対し
思う所ありすぎる“麻白”。少女2人の衝突する様子は見ていて微笑ましくて、面白くて。
何より信じてくれた彼の言葉に応えようと“ハナ”が頑張る姿はつい応援したくなります。
十全とは言えない中で迎える晩餐会。“麻白”の窮地を前にして“ハナ”は何が出来るか。
その結末に“麻白”がどう応えるのか。“太一郎”も驚きの結末は爽快感に溢れています。
200ページほどで綺麗に纏めたのも好感触で、3人の今後の関係を見届けたくなる物語です。
2020年02月17日
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