みかみてれん さんのサークル「てれたにあ」が贈る百合小説「百日百合」シリーズ第4巻。
恋人である“絢”との関係をより深めたいと懊悩する“鞠佳”の猪突猛進ぶりを描きます。
(イラスト:雪子 さん)
【 http://unnamed.main.jp/teretania/ 】
ゴムにも色々あるけれど、と思いがけず新たな知識を身につけた“鞠佳”。そんな彼女を
頼りに“夏海”から持ち掛けられたお悩み相談は、突然のカミングアウト。相手は後輩の
“晴”で、聞くと“鞠佳”のファンだと言うから“絢”の警戒レベルも上がるというもの。
“鞠佳”一筋だからこそ思っている以上に隙のある彼女を独占しようと時も場所も構わず
行為に及ぼうとする“絢”。いま思えば“絢”が抱える不安というか闇の表れとも取れる
エピローグが気になる所。3年生の終わりに迎えるのは永遠の繋がりか、それとも別離か。
“鞠佳”に逆転されるつもりはないと息巻く“絢”、2人の関係もさることながら周囲の
百合百合しいやりとりも楽しくなってきた本作。今巻は“知沙希”の意外な気遣いがもう
ツボでした。“悠愛”がボロ泣きしたのも分かるというもの。そんな場面もお見逃しなく。
2020年01月16日
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