宮澤伊織 先生が贈る女子ふたり怪異探検サバイバル・ストーリー。第4巻は“冴月”を
信仰する団体の拠点を調査する過程で“空魚”と“鳥子”の関係に変化が見え始めます。
(イラスト:shirakaba 先生)
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「あの牧場の件」で“汀”にある事実を隠しながら2人だけの活動拠点を確保しにかかる
“空魚”の強かさと共に、彼女に対する依存というか好意の高まりを見せ始める“鳥子”。
のっけから怪しい雰囲気を見せ始める2人の関係に注目です。タイトルの読ませ方が巧妙。
「隣の部屋のパンドラ」「招きの湯」と続いて“鳥子”の様子がますます怪しくなる展開
に“空魚”が訝しむのもわかるというもので。裏世界的な現象としては“空魚”の過去が
少しずつ絡んでくる様子で、彼女の精神的な負荷の高まりを感じさせて心苦しいところで。
そして「裏世界夜行」では“冴月”が忌避していた夜間の裏世界探検に挑む2人。ここで
これまでの怪異、そして関係の積み重ねが爆発したというかやっちゃいましたな“鳥子”。
とりあえずはメリークリスマスですが、“空魚”の身の安全を祈りつつ次巻を待ちます。
2020年01月10日
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