2020年01月02日

『メイデーア転生物語 1 この世界で一番悪い魔女』

友麻碧 先生の「小説家になろう」投稿作が書籍化。異世界の少女を守る者として選ばれ、
引き裂かれた想い人を追って魔法学校で研鑽を続ける辺境令嬢の生き様を描いていきます。
(イラスト:雨壱絵穹 先生)

https://lbunko.kadokawa.co.jp/product/maydare/321904000215.html
https://ncode.syosetu.com/n3862be/


偉大な魔術師の末裔として生まれ育った“マキア”は妙な世界の夢を見る。恋に臆病な
少女が謎の男に「何度生まれ変わっても殺す」と刺される夢を。そんなことなど忘れて
彼女は興味深い奴隷少年と出会い購入を決める。それが運命の出会いとも知らずに──。

“トール”と名付けた少年との優位性が、彼自身が持つ潜在能力の高さゆえに逆転する。
そこに悔しがりつつ奮起する“マキア”が彼と絆を築いていく展開はニヨニヨできます。
それ故に彼と強制的に別離を迎える彼女に関してはかの姿と共に痛ましく思えるもので。

夢で見た3人、おとぎ話の魔術師3人、そして救世主の少女を含めた“マキア”ら3人。
時を超え、世界を超え、ドロドロとした因果関係がどう関わっていくのか実に興味深い。
「メイデーア」という世界は誰のものなのか。それを確かめるべく続きを読みたいです。

posted by 秋野ソラ at 00:39 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/186985609
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック