鳥羽徹 先生が贈る弱小国家運営譚。第5巻は好景気を迎えるナトラ王国に潜む問題点への
対策として強国のソルジェスト王国に近付く“ウェイン”の思惑、その行く末を描きます。
(イラスト:ファルまろ 先生)
【 http://www.sbcr.jp/products/4815603809.html 】
旧マーデン王国とのパワーバランスを均すための策として“ゼノヴィア”も考えたあの策。
肩すかしを喰らう“ウェイン”のあの顔には思わず苦笑いが。“フラーニャ”も彼の役に
立ちたいと努めるその成果が仇になる可能性を感じて、今後どう転ぶか注目したい存在に。
“グリュエール”王の太っ腹ぶりにいろいろな意味で驚かされる今巻。まさに強者ゆえの
彼の振舞いに加え、“ウェイン”の策に横槍を入れたデルーニオ王国の宰相“シリジス”
による深慮遠謀と、斜め上の展開に彼でも引っくり返すのは難しいかと思わずドキドキ。
王女“トルチェイラ”もまた状況を理解した上での振舞いを見せてきて憎たらしいところ
ですが、そこを覆されたときのやりとりは胸がすく思いで。“ウェイン”お見事、の一言。
何やら更に騒がしくなった彼の周辺はどう変化していくのか、引き続き注目したい所です。
2019年10月28日
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