2019年10月01日

『クラスメイトが使い魔になりまして2』

鶴城東 先生が贈る険悪主従ラブコメ。第2巻は“想太”の新魔術に目をつけた“千景”の
両親の思惑を他所に、力をつけるべく修行に挑む2人が険悪な雰囲気を変化させていきます。
(イラスト:なたーしゃ 先生)

http://www.shogakukan.co.jp/books/detail/_isbn_9784094518108


「結婚しろ」と迫られその猶予期間として1年間、使い魔の契約を解除できるかが焦点と
なる“想太”と“千景”。肉体関係を持つ瞬間を見届けるお目付け役として後輩“麗”が
加わり、彼の周囲もまた色めくワケで。“リリス”に唆される“旭”がまた可愛いの何の。

2つの人格と体形を使い分ける“想太”の師匠“真紀美”が見せる言動の落差、その驚き
以上に彼女が嘆く彼らの主従関係の酷さ。師匠が設けた信頼関係を築くための修行の場で
改めて互いのことを知らず、知ろうとする勇気を見せるまで成長する姿に熱量を感じます。

魔術を悪用する「まつろわぬもの」に目をつけられた“想太”もやられっぱなしじゃない、
そんな戦いぶりを“千景”と共に見せる中で交わしてしまった視線、その先にある紅の瞳。
色々と猶予がない2人が手を取り合って勝ちを取りに行けるか、次巻の展開に大注目です。

posted by 秋野ソラ at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
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