裕時悠示 先生が贈る禁断の年の差ラブコメ。第7巻は小説コンテストで受賞した“花恋”
を見て喜ぶのも束の間、“鋭二”は彼女の小説家デビューを前にとある決意を迫られます。
(イラスト:Yan-Yam 先生)
【 http://www.sbcr.jp/products/4815603236.html 】
“花恋”を待ち受ける改稿の試練。カリスマ編集者“御旗”からはグラビアに出ないかと
提案されたり、悩ましい局面を迎えます。“綾”もニュース映像でインタビューの様子が
流れて期待の超新星と賞賛されるも予算の話が悩ましく、仕事に追われる日々が続きます。
改稿中の原稿に目を通した“真織”が感じた違和感を皮切りに、“沙樹”から告げられた
“花恋”のサブ担当“棟方”にまつわる悲愴な過去、さらに会社の要職に就く立場として
見逃せない話が明らかに。“鋭二”が募らせる“御旗”への不信感が爆発する瞬間が熱い。
「面白ければ、すべてOK!」と豪語する“御旗”の心意気、その表と裏を見せつけられた
展開には昨今の出版事情、社会人としての立場、ラノベに対する愛着など、感情が複雑に
入り混じって考えさせられました。“花恋”を守るために戦う“鋭二”の健闘を祈ります。
2019年09月25日
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