マルチューン 先生が贈るフラレた男の英雄譚。第2巻は“ロージャ”の力に目をつけた
聖教会に軟禁され、再会した聖女“ルシャ”の助けを借りて魔導都市への帰還を図ります。
(イラスト:ox 先生)
【 https://www.kadokawa.co.jp/product/321811000090/ 】
【 https://kakuyomu.jp/works/1177354054885391346 】
否応なしに連れてこられた教会で、教皇から「奇跡」を持つものなら使徒になって教会に
尽くせと宣告される“ロージャ”。使徒になれば“シエス”も守れないと突っぱねる彼が
すんでの所で使徒“アドナ”に助けられ、悩める“ルシャ”のことを頼まれるのが話の軸。
教会内で見え隠れする不穏な動き、“ロージャ”に禁忌の話を吹き込む“メロウム”の
怪しい言動、“ソルディグ”からの救いの手。そこへ“ルシャ”が自身の信仰心に迷いを
生じさせている、しかも“ロージャ”がきっかけで。となると彼も選ぶ道を考えるワケで。
敵は始終明らかで、それに対し“アドナ”が“ルシャ”を見守る姿勢ですとか“ロージャ”
の窮地に救いの手を差し伸べる意外な人とか、脇もしっかり固めていて小気味の良い展開。
“ユーリ”も何か曰くがありそうで気になりつつ、彼が彼女らをどう守り抜くか注目です。
2019年08月23日
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