赤城大空 先生が贈るアツくて淫らな退魔活劇。第5巻は本免許を取得した“晴久”たちが
ヤル気を滾らせるサキュバス王の性遺物出現を知らせる占いが更なる霊能犯罪を招きます。
(イラスト:魔太郎 先生)
【 http://www.shogakukan.co.jp/books/detail/_isbn_9784094518016 】
口絵にて、似たような構図で別々の女の子にいろいろとやらかす“晴久”の羨ましい行動。
まさにラッキースケベそのものという場面を引き起こしたのが、表紙を飾る“槐”という
少女の気まぐれによるもの。彼女もかなりの宿命を背負った存在で同情の念が絶えません。
“晴久”が手助けした少女“槐”を狙う「鏡の魔女」こと“鏡巳”が強く示す妬みの感情。
新たな霊能犯罪者が繰り出す秘匿呪具「アンチ・マジックミラー号」がまた規格外すぎて、
その上にドッペル軍団が暴露するどエロい本音の数々がセリフ付きで情欲を掻き立てます。
「童戸家」の立ち位置、“手鞠”の不調、そして“槐”の決意。“ミホト”の力を借りて
“晴久”が“鏡巳”に立ち向かう姿は相変わらず熱いものがあります。“槐”は救われる
ようで一安心・・・とは安易に進ませない悪意に彼は打ち勝てるか、続きが気になる所です。
2019年07月31日
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