アドベンチャーゲーム「レイジングループ」のシナリオライター、mphibian 先生が自ら
小説版の執筆に臨む本作。小高和剛 先生の解説に推されつつ、第3巻が堂々の登場です。
(Illustration/影由 先生)
【 https://www.seikaisha.co.jp/information/2019/05/30-post-rlfic3.html 】
「血笑み」には驚かれましたが“陽明”の思惑どおり関係者として宴に臨むことができた
ようでまずは一安心。着目点を変えて新たに分かること、ルールを再確認して見えてくる
宴の抜け穴。この探り合いも今後どう関与してくるか、恐いもの見たさな要素があります。
加えて今回の宴はそれぞれ役割が異なる、ということで改めて駆け引きが始まる訳でして
ここもまた前回の知識が活かせたり、そうでなかったりと“陽明”の攻めの姿勢が窺える
面白い展開を魅せてきます。「僕がもうやったから」に対する反応が思わしげな所とか。
更に「おおかみ」が3人いることで、単に正体を掴んだとしても安易にくくれないという
もどかしさが巻末にも表れていて、今後どう裏をかいていくのか興味津々。死に戻りにも
悪影響を及ぼしそうな何かを予感させて気になりすぎるので、次巻も待ち遠しい限りです。
2019年07月12日
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