三上康明 先生の「小説家になろう」投稿作が書籍化。前世の記憶と能力を活かし未曽有の
高レベルを有する少年が、貴族偏重の環境で底辺からの改革に挑む学園ファンタジーです。
(イラスト:100円ロッカー 先生)
【 http://dash.shueisha.co.jp/release/#978-4-08-631316-2 】
【 https://ncode.syosetu.com/n7942ff/ 】
王立学園騎士養成校に首席で入学しクラス分けを前に一人ほくそ笑む“ソーマ”。彼には
スキルレベルを自分で確認できる能力があり、効率よく合計技能レベルを1024まで上げた
実績があるからだ。どこに配属されるか胸を躍らせつつ、彼は判定機に手を添えるが──。
1024という数字に「なるほど」とSE的な感心を覚えつつ、1024レベルであることも信じて
もらえず、落ちこぼれたちが集う黒鋼クラスでくすぶる・・・なんてこともなく、学園の闇
を前にしてもクラスを巻き込んで落第者を出すことなく立ち向かっていく展開が爽快です。
とりあえず“リット”が男のルームメイトとしてどこまで上手く立ち回れるかが興味津々。
あと貴族連中の態度が鼻につく中で“キール”が出来た人間すぎて先々心折れないか心配。
高いレベルを活かしてどこまで躍進できるか、“ソーマ”の将来と共に続きに期待します。
2019年07月09日
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