えむだ 先生による漫画連載が決定した、鳥羽徹 先生の弱小国家運営譚。第4巻は新たな
皇帝を決めるための皇子会談に臨む“ウェイン”の妹“フラーニャ”の成長を描きます。
(イラスト:ファルまろ 先生)
【http://www.sbcr.jp/products/4815602727.html 】
“ロウェルミナ”に肩すかしを食らわせて満足げな“ウェイン”も妹の“フラーニャ”が
馬鹿息子な“ディメトリオ”、武官を重用する“バルドロッシュ”、言葉巧みに新興貴族
から支持を集める“マンフレッド”と皇子らの手玉に取られないか不安視するのも道理で。
開幕早々“ロウェルミナ”に即オチした“フラーニャ”がいかにも頼りなさそう、という
描写が続く中、彼女がどうやって今回の皇子会談に纏わる陰謀を阻止する立役者になるか。
兄とは一味違いながらも兄妹らしさを感じさせる話運びは物語の新たな楽しさを感じます。
期待外れな結果に終わるかと思った“ロウェルミナ”もこれまた思いがけず見込み通りの
顔合わせが出来て、決意も新たに頑張ってくれることと思います、“ニニム”を泣かせた
“ウェイン”は身の振り方を考えていただきながら更なる敵意に立ち向かってほしいです。
2019年07月02日
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