一石月下 先生が贈る男女逆転中華譚。第5巻は“海宝”を妨害する“白水”が“莉珠”を
取り込もうと動く中、彼女に不信感を抱かれ始めた“春雷”が誠意と生き様を試されます。
(イラスト:ノクシ 先生)
【 https://lbunko.kadokawa.co.jp/product/shunkatorikae/321902000824.html 】
立法を実現させるための予算を与えない、という形で“海宝”になおも対抗する“白水”。
“海宝”を支えるはずの副宰相2人は貴族主義を貫く“万祥”と、やる気のない“以賢”。
内憂外患で頭の痛い中で“春蘭”が上司からの株を上げて益々イイ感じなのがこそばゆい。
一方、“海宝”の新施策を不安視する“莉珠”は彼との同盟関係を見直しにかかると共に、
気が置けないはずの“春雷”に疑念を募らせ距離を置く始末。“春雷”にとっては逃げの
一手を打ち続けたしっぺ返しを食らった訳で同情の余地はなく、懊悩する彼女が可哀想で。
迎える中秋節で“春蘭”が陥る窮地。動揺を胸に秘める“海宝”。隙につけ入る“白水”。
仕組んだのは誰か分からぬまま、姉のため、そして“莉珠”のため“春雷”がついに動く。
まさに「とりかえばや」の真骨頂たる展開に胸がキュンキュンします。“春蘭”も頑張れ!
2019年07月01日
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