2019年06月28日

『千歳くんはラムネ瓶のなか』

裕夢 先生の「第13回小学館ライトノベル大賞・優秀賞受賞」受賞作。スクールカーストの
トップに位置する少年が、不登校の生徒を復学させるまでの顛末を描く青春ラブコメです。
(イラスト:raemz 先生)

http://www.shogakukan.co.jp/books/detail/_isbn_9784094517965


高校2年生となった“朔”はクラスの“夕湖”や“優空”と夫婦妾漫才を繰り広げている
と揶揄されつつ楽しいリア充生活を送る・・・はずが担任から不登校生徒の話を切り出され
「なんでもできるみんなのスーパーヒーロー」なら解決できる、とけしかけられるが──。

“朔”が“健太”の家を訪れても頑なな態度を取られ「リア充は糞」とまで言われる始末。
しかしそこに解決の糸口を見た“朔”があの手この手で“健太”を連れ出し、陰キャ脱却
に向けて一肌脱ぐ姿勢は好感が持てます。リア充という存在についても考えさせられます。

とは言え期限付きで支援する“朔”のドライな態度も目に付く中、彼が“健太”に告げた
「自分が描きたい物語の責任は自分でもて」という言葉をどう受け止めてくれたか。その
結末がまた思春期真っ只中で実に熱い。こんな平和な日々が送れるのが羨ましい限りです。

posted by 秋野ソラ at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
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