久慈マサムネ 先生が贈るエクスタシーVRMMOファンタジー。第7巻は拡張パックの適用で
死への緊張感が増す中で、2Aクラスを狙う“式場”に対して“駆流”が対応に追われます。
(イラスト:平つくね 先生)
【 https://sneakerbunko.jp/product/321803000506.html 】
“雛沢”不在の報に焦りの色を見せる“一之宮”の気持ちを汲む“駆流”が“式場”への
対応に苦慮する、そんな思いも知らず構ってほしいとせがむ“メル”がまさかの存在意義
を示してきたのが印象的。いろいろな意味で鍵を握る、まさに時の人という感じでした。
“雫石”や何より“朝霧”に目を付けられることで生まれる妙な緊張感が“駆流”の胸を
揺さぶることになる別視点の流れも、本作の謎に触れていく過程において見逃せません。
そんな中でもしっかり濡れ場を用意してくる辺り、久慈 先生の抜け目のなさが光ります。
もう一つ心に残る場面は、やはり“式場”が凶行に走るその理由。それもまたこの世界に
巻き込まれたことで生まれる感情の一つ、ということで得心のいくものではありました。
治まりきらない感情は“駆流”に発散してもらって大満足。新天地での動向にも注目です。
2019年05月13日
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