望公太 先生が贈る純愛・甘々ラブコメディ。第3巻は“姫”が“薫”の級友と交流する中
で感じる彼らなりの距離感に想いを巡らせつつ、恋人としてのイベントを進めていきます。
(イラスト:ななせめるち 先生)
【 http://www.sbcr.jp/products/4815600174.html 】
さりげなく爆弾発言を投下していく“唄”の思考に追いつけず、戸惑いながらも今に至る
までの人間関係の変遷に驚かされる導入部分。印象深かったのは“泉”の言動が彼らしい
距離感の取り方だと気付かされてからの、好意的に移り変わっていく印象の変化でした。
年が離れているからこそ言えることがある。同世代だからこそ向き合える気持ちがある。
“姫”と“薫”の年の差恋愛が思いがけず周囲に作用していく顛末を温かく見守りつつ
しっかりイチャイチャしていく2人が「いざ!」という局面で迎えるまさかの家族会議。
母親に対する感情の欠如、姉が抱く認識との差異、姉弟の間にできた決定的な溝の深さ。
思いがけず目の当たりにする桃田家の問題に実は“姫”が介入していたことが判明する
今巻の副題である「時を超える愛」へと繋がる話の運び方が見事。感動すら覚えました。
2019年03月28日
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