2019年03月11日

『六畳間の侵略者!? 31』

健速 先生が贈る人気シリーズ。シリーズ10周年記念ドラマCD付き特装版が同時発売となる
通算33冊目は書き下ろし込みで4つの小編を収録する「へらくれす編」第4弾となります。
(イラスト/ポコ 先生)

http://hobbyjapan.co.jp/hjbunko/lineup/detail/828.html
https://bookwalker.jp/ex/feature/rokujoma-10year/


真夏のトライアスロンに挑まされる“ゆりか”と“クラン”が“孝太郎”に誘導されつつ
ご褒美を目指して頑張る姿や、“真希”と“晴海”がボードゲーム4番勝負に興じる中で
いつの間にか“孝太郎”をNPCに仕立てて熱が入る様子は見ていて本当に飽きないものです。

“孝太郎”指南の下、剣術の腕を上げていく“ルース”の耳に障るカブトムシの脅威再び
ということでヒーローショーで“静香”演じるカブトンガーを最初の餌食と定めた彼女が
ハイレベルな激闘を繰り広げるエピソードも面白い。彼女らしい落とし所が絶妙な配分で。

そして“晴海”が“孝太郎”と付き合ったら、という「もしも」の世界を描く初の試みは
あの時こう行動していたらあのイベントは彼女が担当していた、とか発生時期が変化した
というゲーム感覚な動きを見せるのが印象的。結末も彼女らしい纏め方でが心温まります。

posted by 秋野ソラ at 00:12 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
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