あわむら赤光 先生が贈るファンタジー戦記。第9巻はクロード帝国にて躍進を遂げていく
“レオナート”に対し彼を疎ましく思う三国が、そしてその糸を引く悪意が牙を剥きます。
(イラスト:卵の黄身 先生)
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出る杭を打ちましょうと“レオナート”に仕向ける三国同盟を実現させる手腕や先見の明。
中央帝国パリディーダで昏く野心を滾らせる“シェヘラザード”の言動が実に空恐ろしい。
“シェーラ”や“ティキ”が恋敵となる相手に手を焼くのが何とも微笑ましく映るほどに。
加えてツァーラント軍を率いる“アルフレッド”の異常なまでの騎士道精神を紐解く逸話。
あれを持ち出されたら流石の“レオナート”たちも苦戦必至、と予感させるにも難くない。
混沌大帝が古に抱いた悩みに共感する彼の姿も納得でそれを励ます“アラン”が格好良い。
火蓋を切った決戦、その初戦としてツァーラント軍の脅威を知る“レイヴァーン”がかの
騎士道精神に対してどんな策を巡らせるか、それぞれの勝利を見据えた戦いの顛末は熱く
そして一筋縄ではいかない厳しさを物語ります。更なる激戦の兆しと行く末に注目です。
2019年01月30日
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