春日部タケル 先生が贈るクリエイターたちの熱血ラブコメ。第5巻は業界屈指のカリスマ
編集者に目をつけられた“天花”を救えるのか、“清純”のクリエイター魂が試されます。
(イラスト:Mika Pikazo 先生)
【 https://sneakerbunko.jp/product/321808000421.html 】
新レーベルの立ち上げに「棗ソウスケ」としての“清純”へ参加要請をしてきた“鳴海”。
その彼が「サンダル文庫」に乗り込んできて話す業界話が逐一、耳に痛い内容でまず必見。
成長著しい“天花”にも声をかけてくるあたり、抜け目がなくて“清純”が焦るのも納得。
折しも「棗ソウスケ」の存在が“天花”の成長を妨げるのではないかと悩んでいた時期に
“鳴海”がとある囁きからまるで執筆する機械のように彼女を変貌させるのだから一大事。
いや、こんな異能力を編集者が実際にいたらすがりたいくらいですけどね、読者としても。
「究極の創作物」を綴るべく暴走する“天花”に対し“清純”が拳で語らずにペンで語る、
そして分かり合う2人の姿はまるで新人類の誕生を見るかのようで、実に熱い描写でした。
惜しくも今巻にて完結、ということで 春日部 先生お疲れ様でした。次回作にも期待です。
2019年01月14日
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