2018年12月28日

『GENESISシリーズ 境界線上のホライゾンXI<下>』

川上稔 先生が贈る戦国学園ファンタジー。11話下巻は不運に死のうとする「運命」相手に
生きたいと諦めない“トーリ”たちが平行線を辿り、境界線上で何を見い出すか注目です。
(イラスト:さとやす 先生(TENKY))

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第二の月を目指す「不運な」武蔵勢に対し「幸運な」同一人物、瓦解な者たちをぶつける
「運命」。その確固たる意志に国や立場を超えて総力戦で臨む人々の想いが衝突する様は
一つ一つが名場面。“二代”のエピソードとか、前振り込みで感慨深いものがありました。

幸せだから強いのか。否、そうでないからこそ得た知識や力があることを“喜美”が総括
するかのように教えてくれました。『合体絶対ホライゾン』のくだりは熱いの何のって。
大罪武装を前に相対する「運命」最後の抵抗すら、不運な者たちは乗り越えていきます。

運命が変わった瞬間、課題を乗り越えたと実感させてくれた“ホライゾン”の笑顔が深く
胸に残ります。十年ひと区切り、ここまで導いていただいた様々な幸せに心からの感謝を。
そしてこの先が、あるいはまだ見ぬ過去が広がる可能性に大いに期待したいと思います。

posted by 秋野ソラ at 00:47 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
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