2018年11月27日

『おっさん、不労所得で帝国を導く2』

藍藤唯 先生が贈る禁労系ファンタジー。第2巻は“リュウ”の後輩にして“クルーエル”
から将来を期待される秘書“ヘレーネ”が、謀殺される中で巻き込まれる陰謀に触れます。
(イラスト:タジマ粒子 先生)

http://novel-zero.com/issued/2018/11/01.html


無理がきかなくなってきた体を考慮し、後進育成を見据えた“クルーエル”が白羽の矢を
立てたのが“ヘレーネ”。優秀な彼女ならさぞ尽力してくれるだろうと思う上司の思惑を
他所に、あまりの無茶振りに匙を投げようとする彼女のグズりっぷりには同情しかなく。

“イルミーナ”たちの提言にかかずらう“ヘレーネ”の多忙さに拍車をかけるある事件が
起きることで彼女の心が折れるのも納得で、可哀想すぎて思わず頭を撫でてあげたいほど。
何だかんだで助けに入る“リュウ”の優しさ、さりげないプレイボーイぶりが羨ましい。

コルド基地周辺を舞台に繰り広げられる陰謀の顛末と、複雑な人間関係の絡み合いが後半
面白い形で進んでいき“リュウ”が結局は「持っている」側の人間だと見せつける結末、
そしてエピローグで“ヘレーネ”が啖呵を切る場面は必見かと。続刊を期待したい所です。

posted by 秋野ソラ at 00:01 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
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