2018年11月21日

『入職したら歳下上司と幽霊相手のお仕事でした』

三門鉄狼 先生が贈る新作は、幽霊が視えることをひた隠しにしてきた青年が幽霊絡みの
騒動を解決する部署に回され事件に巻き込まれていく、大人のお仕事ホラーコメディです。
(イラスト:なたーしゃ 先生)

https://ebten.jp/eb-store/p/9784047353886


「私たちが何人いるように見えますか?」安定志向の“小太郎”が区役所職員の面接にて
質問され、見たままを答える。その結果、採用された彼が連れられたのはスマホゲームに
興じる怠惰な女子高生にしか見えない“麻姫”が陣取る汚部屋、呪害対策課だった──。

「いないもの」に対する考え方の違いから“小太郎”と“麻姫”の第一印象は中々に悪い
スタートを見せます。「自殺アプリ」を巡る顛末で彼が同情してしまったりする様子は、
彼女から見ればもどかしく映ったことでしょう、と背負うものを知ってからは思えます。

“三日月”刑事との連携を経て明らかになっていく事件の真相、“麻姫”の事情、そして
真犯人の人物像。現代日本の世界観を踏まえてのオカルティックな要素と、“小太郎”の
真摯な姿勢にほぐれていく彼女の心情が相まって微笑ましく思えるラストが印象的です。

posted by 秋野ソラ at 00:20 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
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