2018年10月24日

『青春ブタ野郎はランドセルガールの夢を見ない』

鴨志田一 先生が贈る青春ストーリー。TVアニメ放送中に刊行される第8巻は子役時代の
“麻衣”に似た少女と出会った“咲太”が、改めて家族とのつながりを見つめ直します。
(イラスト:溝口ケージ 先生)

https://dengekibunko.jp/product/aobuta/321805000007.html
https://ao-buta.com/


小学生の女の子に気付いたのは“咲太”だけ。“麻衣”に尋ねても見ていない、という
回答から新たな思春期症候群の発症を予感させるものの、それが何か見えてこない展開
にはどこか緊張感を漂わせます。“翔子”のワンピース姿がまるで一服の清涼剤のよう。

「“花楓”に会いたい」と母親の気持ちを受けた彼女に湧き上がる感情の昂りとは逆に
いろいろと悩みに考えを巡らせる“咲太”。その油断を突くかの如く始まる異常事態。
迷子の少女、という存在がまさに彼がいま母親に対してどう思っているかを示します。

「みんな、自分でなんとかしたんだよ」その言葉にそれでも前を向く“咲太”の芯の
強さを見せつけられた気がして、強く印象に残ります。そして“麻衣”がいることの
安心感にひたらせてもらいました。布石を打ちつつの大学生編に移る次巻に注目です。

posted by 秋野ソラ at 00:01 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
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