2018年10月22日

『数字で救う! 弱小国家 3 幸せになれる確率を求めよ。ただしあなたの過去は変わらないものとする。』

長田信織 先生が贈る救国戦記ファンタジー。第3巻は“ソアラ”が領地を下賜する、その
意味を知っていてなお断った“ナオキ”のしがらみに、新たな騒動を交えて触れていきます。
(イラスト:紅緒 先生)

https://dengekibunko.jp/product/su-suku/321805000013.html


数学の才能を持つ逸材を求めて早速トラブルを招き入れる“ナオキ”。女性問題もですが
最後の引きの弱さとかも含めて、彼らしさを今巻も見せてくれます。“トゥーナ”に先を
越されるあたり“ソアラ”も報われないな、とか思っていたらけじめをつけてくれました。

“ソアラ”からの間接的なプロポーズを受け流した“ナオキ”が抱く無力感のような想い。
背景にある彼の過去、さらに世界の違いをどう受け止めてきたか吐露した内容が印象深い。
緩衝役を務めてくれる“テレンティア”の存在もまた重要で、立ち回りに好感が持てます。

グラフの使い方、解説の分かりやすさ、紅緒 先生の挿絵による絶妙な演出、そして2人の
絶妙な関係、まさに集大成と言える第3巻でありました。節目として綺麗にまとめてきた
とも言えますがここはぜひもう一声! 2人のその先とか穴埋めエピソードも見たいです。

posted by 秋野ソラ at 00:01 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
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