2018年10月04日

『やがて恋するヴィヴィ・レイン7』

犬村小六 先生が贈る、恋と会戦の物語。第7巻はワールド・トリガーの起動で壊れゆく
世界を前に“ルカ”や“ファニア”、様々な人たちがどう決着をつけるのかを描きます。
(イラスト:岩崎美奈子 先生)

http://www.shogakukan.co.jp/books/detail/_isbn_9784094517538


エデンとの決戦に備え、痴話喧嘩をしながら“ルカ”と“ヴィヴィ”が共同生活を送る
微笑ましい様子とは対称的に、王女ではなく市民“ファニア”として三界を救うために
共和国を奪う道のりを歩み続ける彼女の命懸けな様子には何度もはらはらさせられます。

“ルカ”が死んだと思い込んでいる“ジェミニ”が“ファニア”との謁見で再燃させた
あの夢。共闘する2人が焦る“グレゴリオ”の内心を突いたやりとりは実に爽快。空を
埋めるエデンの猛攻に“ルカ”たちも協力して臨む最後の激戦は熱量があふれ出します。

最後まで道化を演じ続けた“カミーユ”もですが、思い返すと約束を果たした者たちの
叙事詩でもあったと感じます。終章からはタイトルにあるとおりの機微を窺える描写も
あって綺麗にまとめてきたものだと感心するばかりです。最後まで読めて幸せでした。

posted by 秋野ソラ at 01:34 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
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