川上稔 先生が贈る戦国学園ファンタジー。11話中巻はヴェストファーレン会議に場を移し
三河争乱から今まで武蔵勢が何を受け止め、考え、行動してきたか。その全てを示します。
(イラスト:さとやす 先生(TENKY))
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舌戦に次ぐ舌戦。バトルなしでも十分熱い。会議に構える武蔵勢の穏やかな雰囲気が嵐の
前の静けさだったと今にして思います。ミュンスター講和条約の場では“ウィレム二世”
に対峙するあの代理交渉人が、情報とハッタリを武器に彼をやり込める展開にまず驚嘆。
オスナブリュック講和条約の場では敵と見ていた瑞典が色々な意味で鍵となる流れには
手に汗握る緊張感で魅せられましたし、ミュンスター講和会議の場では奮戦する“三成”
に無理難題を押し付ける“マティアス”を「彼女」が叩き潰してくれて気分爽快でした。
迎えるヴェストファーレン三河会議の場では“正純”と“教皇総長”の平行線な議論が
外界開拓、創世計画、大罪武装などありとあらゆる論点を昇華させあの結論へ辿り着く
過程には胸を熱くせずにはいられません。第二の月に向かう彼らの命運を見届けます。
2018年09月26日
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