2018年08月28日

『ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミンXIV』

宇野朴人 先生が贈るファンタジー戦記。 第14巻は帝国本土への侵攻を開始したキオカに
対して、そして“シャミーユ”の悲願に向けて“イクタ”が命を懸けた一手を仕掛けます。
(イラスト:竜徹 先生)

https://dengekibunko.jp/product/alderamin/321804000332.html


“イクタ”と“ジャン”、互いの考えを先読みする戦略の応酬がまず熱い。その中で出た
「イクタ・ドクトリン」が功を奏する様子に喜びつつ、少しずつ劣勢に追い込まれる帝国
に焦りを覚えます。“サザルーフ”の言動が絶妙な形でその情勢に拍車をかけていました。

帝国とキオカ、両国最大の戦いは“ミアラ”の想いも救われる形でまとまる・・・かと思えば
ついに「敗戦」処理が始まるワケで。“シャミーユ”の呪いを解くため“イクタ”が放つ
渾身の裏切りには胸を震わせるものが。“トリスナイ”もまた被害者という演出も同じく。

民主化する帝国の成長を願いながら“ヤトリ”の元へ旅立つ“イクタ”の潔さ。見たくも
あり、避けたかったとも思うあたり複雑な感情が胸の中をよぎります。願わくば彼の意を
汲んで“シャミーユ”が幸せになってほしい。そう思える幕引きでした。お疲れ様でした。

posted by 秋野ソラ at 00:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
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