井の中の井守 先生が贈る新作は、戦国時代を行き来して“織田信長”と出会うきっかけを
得た美少女が、挫折を引きずって内向的になっていた自分を変えようとする様を描きます。
(イラスト:ぼに〜 先生)
【 http://www.bishojobunko.jp/c/item/82960021064270000000.html 】
愛知の名門お嬢様学校に通う“静香”。校外学習で訪れた名古屋城で彼女にしか見えない
光る岩に触れた瞬間、眩しさの先に現れた見慣れぬ日本家屋に驚くほどの美少年。彼こそ
若かりし“信長”だが逢瀬の時は短く、現代に引き戻される。彼女は異変を調べるが──。
“信長”の足跡を追うことで時間逆行する機会を得る“静香”が彼の育ての親“政秀”を
失う場面に立ち会った時、自身と同じ境遇に身を重ね、生まれる母性のままに体で慰める
転機を迎えます。そこから彼の生き様に感化され、思慕の念を募らせる彼女がいじらしい。
時間逆行と共に歳を重ねる“信長”に対し美少女のままな“静香”。やがて迎える歴史的
瞬間、彼の死を前に二人はどんな決断を下すのか。二人の悲痛な想いを押し潰す炎の先に
彼女が流す涙の理由をぜひ見届けてほしい。冒頭を読み返すと、より納得感が増します。
2018年05月04日
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