一年足らずで4000万PVを叩き出した、秋 先生による「小説家になろう」投稿作が書籍化。
2000年後に転生した魔王が魔法技術の後退した世界で力を振るいつつその原因に迫ります。
(イラスト/しずまよしのり 先生)
【 http://dengekibunko.jp/newreleases/978-4-04-893681-1/ 】
【 https://ncode.syosetu.com/n1578dx/ 】
人と魔族。終わりなき憎しみの連鎖を断つべく世界を分け怨恨を忘却の彼方へ誘う大魔法
を発動する魔王“アノス”。代償として命を使い、約束通り遥か未来で人として転生した
彼はその大魔法はおろか、魔王の名すら忘れられていることが想像の埒外なようで──。
350ページほどの紙幅ですが、“アノス”の無双ぶりが面白くて軽妙に読み進められます。
かやはるか先生によるコミカライズ企画が刊行早々に進行しているのも納得というもの。
しずま先生の挿絵も見事に合致。最後に見せた“ミーシャ”の笑顔とか実に素晴らしい。
魔王学院で出会う“サーシャ”と“ミーシャ”の双子が抱える根源的な悩みすら、魔王の
圧倒的な力で“アノス”ねじ伏せていく展開には惹き込まれるものがあります。その彼に
なり替わる“アヴォス”なる存在が仕掛けてくる策謀の数々も打ち破れるか、見ものです。
2018年04月12日
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