手島史詞 先生が贈る、不愛想魔王と箱入りエルフによるラブコメファンタジー。第5巻は
“ネフィ”とのデートに悩む“ザガン”の下に逃げ込む“ネフテロス”が話を動かします。
(イラスト/COMTA 先生)
【 https://hobbyjapan.co.jp/hjbunko/lineup/detail/777.html 】
【 https://hobbyjapan.co.jp/comic/series/madoai/ 】
逃げる様子を弄ぶのも魔王“ビフロンス”の資質。戯れに“ネフテロス”を引き戻そうと
する彼が“ザガン”に仕掛けた罠の重ね掛けは相変わらずえげつない。だがその上を行く
“ザガン”の「お仕置き」の意味に“ビフロンス”が気付くその時を見てみたいものです。
街をも脅かす“ビフロンス”の罠に挑んだ“シャスティル”が、“ビフロンス”を助ける
過程で精神的な成長を色々と見せてくれた所が嬉しくもあり、切なくもあり。「信頼」の
意味を様々な登場人物から示してもらったような、そんな気がする展開に心が温まります。
“ネフテロス”がつらい目に遭っている間、“ネフィ”に変則的な膝枕を仕掛けてみたり
手編みのマフラーをもらったり、笑顔の練習に付き合ったり、とこそばゆい信頼の築き方
を“ザガン”が今巻も魅せてくれます。下見も万全? で初デートに臨めるか注目です。
2018年04月11日
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