赤城大空 先生が贈るアツくて淫らな退魔活劇。第2巻は幼馴染が監視役として現れ、より
騒がしくなる“晴久”の周囲をロリコンスレイヤーなる者の連続襲撃事件が揺るがします。
(イラスト:魔太郎 先生)
【 http://www.shogakukan.co.jp/books/detail/_isbn_9784094517255 】
不遇な“美咲”、欲望に忠実な“葵”、そして“南雲”の暴走と平常運転な様子に思わず
安堵する出だし。そして登場する“楓”にも強気にあたる少女“桜”。幼なじみキャラは
報われないジンクスはどこまでつきまとうのか。物語とは別に少し悲哀を感じるところで。
ロリコンスレイヤーを追う“晴久”が突然ロリコンになる。その裏に潜む、想像を超える
怪異の存在に協会も唖然、騒然の展開。その上“桜”も怪異の脅威に晒される瞬間、彼が
思いがけない方法で更なる力を得ることになります。中々しまらない格好ではありますが。
ムダに熱い戦いを制した“晴久”を待ち受ける女性陣の新たな対立構造を温かく見守ると
ともに、エピローグで見える外野での腹の探り合い、更には「正義の悪巧み」が話をどう
動かしていくか。“芽衣”も気苦労が絶えないな、と思いつつ次巻も楽しみに待ちます。
2018年04月05日
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