2018年03月28日

『魔法科高校の劣等生(24) エスケープ編〈上〉』

佐島勤 先生が贈る大人気シリーズ。第24巻は“レイモンド”からの世界を揺るがす強烈な
メッセージを前にして“達也”へ協力する者や敵対する勢力等の様々な思惑が錯綜します。
(イラスト/石田可奈 先生)

http://dengekibunko.jp/newreleases/978-4-04-893686-6/


魔法師を宇宙へ追放するディオーネー計画に対し、居場所を作るための「ESCAPES計画」。
“トーラス・シルバー”として追及された様々な思惑も巧みにかわす“達也”の手腕には
相変わらず舌を巻くしかなく。けれど諦めないのが“レイモンド”らの質が悪いところで。

“レイモンド”からの悪意は一高にいる“深雪”たちにも及ぶワケですが、こちらも中々
とばっちりな様子が見ていて心苦しくもあり、負ける要素がないのがまた頼もしくもあり。
“十三束”にはお気の毒ですが第二、第三と誰かが続くようであればこれは面倒な話です。

あらすじにもある通り“光宣”が少々あぶなかっしい振舞いを見せているのが気になる所。
“深雪”の一段階すすんだアプローチもどう効いてくるやら。今巻では“水波”がかなり
頑張ってくれただけに、ここはぜひ報われてほしい。続く下巻の展開を注視しておきます。

posted by 秋野ソラ at 01:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
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