2018年03月14日

『六畳間の侵略者!? 28』

健速 先生が贈る人気シリーズ。通算30冊目はフォルトーゼが日本との国交樹立に乗り出し
“孝太郎”と六畳間の面々が新たな局面を迎える中、物語は最終章へと導かれていきます。
(イラスト/ポコ 先生)

http://hobbyjapan.co.jp/hjbunko/lineup/detail/770.html


“真希”の手作り弁当に対する感謝の伝え方。“静香”についても同様ですが“孝太郎”に
対する信頼を超えた絆の証であり、彼が彼女らをいかに大切に思っているかの証左でもある
ということが窺えて心が温まる思いです。まさに奇跡の関係と言っても過言ではないかと。

技術力の格差など、フォルトーゼとの国交樹立に潜む暗部を伝えるサンレンジャーの面々。
彼らの想いを汲み取った“孝太郎”が“クラン”らの助力を得て陰から支えるあたりにも
背負ってきたものの重みや、取捨選択の苦しさなどが改めて浮き彫りとなる点も印象深い。

そんな“クラン”が見せる機微の変化を微笑ましく眺める最中に、“早苗”が感じ取った
謎のメッセージが遂にある現象として目に見えたとき“孝太郎”には一体何が出来るのか。
謎の女性が望む「奇跡」とは。そして最後の試練とは何を意味するのか。次巻に注目です。

posted by 秋野ソラ at 00:28 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
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