2018年01月31日

『宝石吐きのおんなのこ7 〜追憶に沈む学び舎〜』

なみあと 先生が贈るファンタジーノベル。第7巻は“スプートニク”の元を離れ体験学校
に参加する“クリュー”の悩ましくも楽しい生活を描きつつ、彼女の謎の一つに迫ります。
(イラスト:景 先生)

https://www.amazon.co.jp/dp/4865292810/
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少しでも早く大人になりたい。あの人の傍に並びたい。ぼやぼやする中にも焦りの窺える
“クリュー”を何だかんだと気に掛ける“リーエ”の存在に、読み手としても救われます。
「手すり」の件は結果が絶対そこへ繋がると分かるだけに思わずニヨニヨしてしまいます。

そんな唯一の店員が抱える悩みを掴みきれない“スプートニク”の、焦りにも似た感情を
吹き飛ばすかのような“セシル”と“ユキ”の衝突から始まる挿話。コミカルな滑り出し
とは打って変わって、“セシル”から語られる“フランソワズ”の話が緊迫感を呼びます。

冒頭で“ソアラン”の身に降りかかる不祥事。そして思わぬ通告に為す術もない彼の姿が
痛々しい。更に一番印象に残った場面、“スプートニク”が聞かされた「彼女」の名が
意味する所は物語の中でも大きく、次巻で話をどう揺さぶってくるのか目が離せません。

posted by 秋野ソラ at 00:01 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
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