2018年01月30日

『ストライク・ザ・ブラッド APPEND1 人形師の遺産』

三雲岳斗 先生が贈る大人気学園アクションファンタジー。DVD・BD購入特典に収録の短編
4編を加筆修正して「聖者の右腕」事件のその後に起こる殺人人形の話に触れていきます。
(イラスト/マニャ子 先生)

http://dengekibunko.jp/newreleases/978-4-04-893578-4/


あとがきにもある通り、本編1巻から2巻に挟まれる挿話ということで“雪菜”の言動等
何とも初々しい場面が散見されます。マニャ子 先生のイラストはだいぶ進化しましたが。
ということで人形師“アンドレイド”の自信作“スワニルダ”の悲しい生き様が話の主軸。

前半は吸血鬼風邪をひく“古城”の情緒不安定ぶりと彼の言動に振り回される“雪菜”の
表情にまずニヨニヨ。続いて“アンドレイド”を追う“那月”と“紗矢華”が無駄に熱い
バトルを繰り広げてしまう展開が面白い。“アスタルテ”出番はやや少なめですけれども。

後半は目的のために手段を選ばなくなった“スワニルダ”と“古城”らの本格的な対決が
見所。ショッピングモールのヒーローショーを伏線として、さらに挿絵で回収してくれて
ありがとうございます。おまけ超短編も一つ一つキャラの色が出ていて堪能した次第です。

posted by 秋野ソラ at 00:55 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
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