2018年01月11日

『ワキヤくんの主役理論 2』

涼暮皐 先生が贈る、主役男と脇役女のおかしな青春勝負。第2巻は“未那”と同居状態と
知ってしまう“叶”の弟“望”との顛末や、“さなか”が抱える複雑な胸の内を描きます。
(イラスト:すし* 先生)

http://www.mediafactory.co.jp/bunkoj/book_detail/1616
https://kakuyomu.jp/works/1177354054882526026


主役理論に基づいて駅近くにある屋台にフラッと立ち寄れる“未那”の思考に圧倒される
出だしに加えて、その屋台を営む“此香”の境遇、さらにはあっさりと仲良くなるあたり
驚きの連続です。そして“望”の登場とあの言動ですからすでにお腹いっぱいという所で。

“さなか”と偶然いっしょに居る所を“望”に見られた“未那”が、恋人のように振舞う
イベントなどを経て彼女の涙を目の当たりにして持論を展開する場面が印象深く映ります。
屋台が物語の軸を担う意外な設定もさることながら“叶”との掛け合いが面白いのなんの。

話の結末として反省会的な場を設ける“未那”と“叶”。彼女の指摘が一々的確で、彼の
受け返しが興味深い。結果として彼が気づいた「ある疑問点」について、問いかけられた
“望”のはぐらし方ですとか、接続章で見せた引き具合が続巻への期待を高めてくれます。

posted by 秋野ソラ at 01:55 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
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