藤木わしろ 先生が贈る痛快転生ファンタジー。第2巻は王家主催の立食会へ出席し、更なる
野心を抱く“タクミ”が大司教の少女を見て「お人好しの奴隷商人」としての力を振るいます。
(イラスト/柚夏 先生)
【 http://hobbyjapan.co.jp/hjbunko/lineup/detail/755.html 】
立食会で貴族のお歴々に対し早速「挨拶」に回る“タクミ”を女王陛下のもとへと強制連行
する人物こそ、今回の話の軸を担う大司教“リーゼ”。魔法の専門家にして研究者でもある
彼女の愛らしさに思わずからかいたくなるのも分かります。彼女が抱える闇を知らなければ。
“ミルト”にちょっかいを掛けてきた魔法士団をまとめる“キアッド”の登場、そして決闘
へと進展していく事態に“エルス”の胃痛が強まるのも無理はなく。そして彼が“リーゼ”
に対して暴力を振るえる立場に居る、という腹立たしさを“タクミ”が晴らしてくれます。
魔法の上であぐらをかく魔法士に一泡吹かせる展開は実に爽快。“リーゼ”の悩み、苦しみ
を理解し、背負える“タクミ”のそつのなさには相変わらず言葉もありません。更なる大敵
に目をつけられた彼に対し“エルス”が告げた言葉は話をどう動かすか。続きに注目です。
2017年11月23日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/181647975
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック
http://blog.sakura.ne.jp/tb/181647975
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック