2017年11月13日

『甦る殺人者 ─天久鷹央の事件カルテ─』

知念実希人 先生が贈る新感覚メディカル・ミステリー。長編シリーズ3冊目は4年前に
死んだはずの殺人鬼による連続殺人の謎に挑む“鷹央”がどんな診断を下すかを描きます。
(イラスト/いとうのいぢ 先生)

http://shinchobunko-nex.jp/books/180109.html


4年前の「首都圏連続女性絞殺事件」。その犯人「真夜中の絞殺魔」こと“春日広大”を
死亡宣告した“鷹央”のもとに、彼と同じDNAを持つ人物による同様の絞殺事件が起きたと
知らされる所から始まる本作。死者の復活、という単語が常に頭をよぎる興味を惹きます。

犯人の母親がすがった新興宗教が死んだ人間を生き返らせると謳っていた話から遺体焼失
の事件を解決する“鷹央”。しかしそれでも犯行は続き仕舞いには犯行声明まで出る始末。
双子の兄弟がいたかもしれない可能性すら潰され彼女の悩める姿が重くのしかかります。

島田荘司 先生が帯に寄せた「医師ゆえの着眼点」というコメントがまさしくその通り、と
言わざるを得ない謎の解決に今回も驚かされると共に、犯人から“鷹央”に「怪物」だと
指摘された場面が印象深く。“小鳥遊”の発言が有言実行され続けていくと信じています。

posted by 秋野ソラ at 00:05 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
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