2017年11月08日

『なぜ僕の世界を誰も覚えていないのか?2 堕天の翼』

細音啓 先生が贈るファンタジー超大作。第2巻は蛮神族の英雄“主天アルフレイヤ”の
豹変を知った“カイ”たちが、その英雄こそ世界輪廻の元凶ではないかと疑い、動きます。
(イラスト:neco 先生)

http://www.mediafactory.co.jp/bunkoj/book_detail/1591


蛮神族に敗れたイオ連邦。その都市は今や森に覆われて久しく、イオ人類反旗軍を率いる
“ダンテ”は自ら皇帝と名乗るも“ジャンヌ”からすれば只の小者。イオの人々を早々に
掌握する彼女たちの士気が上がる中、ある人物に唆された彼が消息を絶つ異常事態が発生。

対する蛮神族はエルフの大長老を始めとした天使以外の種族を前に劣等種と蔑み、不要と
宣告する“主天アルフレイヤ”への対抗策として“ジャンヌ”たちを利用する苦肉の策を
思いつくエルフたち。“レーレーン”が示す苦々しい言動の数々が印象深く目に映ります。

蛮神族の英雄がいる天使宮殿に辿り着いた“カイ”たちを待ち構えていた予想外の事態に、
そして再び相対する「切除器官」に困惑する中、“主天アルフレイヤ”が語る“シド”の
手がかりは少なく謎は深まるばかり。残る英雄が知るはずの何かに注目せざるを得ません。

posted by 秋野ソラ at 00:36 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
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