シナリオライターとしても活動する 川添枯美 先生が贈る新作はラノベ作家の卵と担当編集
が思いがけず恋愛関係を結び、作家としてデビューするために戦い、葛藤する様を描きます。
(イラスト:himesuz 先生)
【 http://ebten.jp/eb-store/p/9784047348516/ 】
真昼の喫茶店で素敵な彼女ができる妄想を繰り広げる“雄一”。編集長に認められる作品を
書くため執筆を続ける彼は妄想を具現化したような“絵美瑠”と出会い、同衾、そして彼女
として付き合う一大転機を迎える。あとは作家デビューが出来れば順風満帆なのだが──。
編集長の“神田”に書いた作品を送り続け、コメントも得られないまま3年半。もはや意地
しかない“雄一”を何度も何度も厳しい現実が襲います。それは“絵美瑠”を彼女にしても、
いや彼女にしたからこそ、信じていた編集長に声を荒げるほど彼は追い詰められていきます。
実は“絵美瑠”にも“神田”に頭が上がらない苦い過去と経験があり悔しい涙を流す局面を
迎えます。でもそれを乗り越えて“雄一”と本当のパートナーとして一歩も二歩も歩み寄る
話運びは熱量を感じます。二人に幸あれ! とは言え「爆発しろ」案件でしかありません。
2017年10月19日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/181318090
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック
http://blog.sakura.ne.jp/tb/181318090
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック