2017年10月03日

『たとえばラストダンジョン前の村の少年が序盤の街で暮らすような物語3』

サトウとシオ 先生が贈る無自覚最強ファンタジー。第3巻は豪華ホテルで住込みバイトを
することになった“ロイド”がホテル周辺で暗躍する陰謀へと知らぬ間に巻き込まれます。
(イラスト:和狸ナオ 先生)

http://www.sbcr.jp/products/4797393859.html


自然の景観と秘湯が売りのホテルを営む“コバ”が昔馴染みの“クロム”に助力を求める
きっかけとなる謎の連続昏睡事件。そこに白羽の矢が立ったのが偶然見知った“ロイド”。
女性陣の落胆も他所に、騒動を巻き起こす予感しかない楽しみ溢れるの導入部分が楽しい。

いざホテルに着いてみれば、頑張ろうとする“ロイド”の影で様々な立場の人間が思わぬ
誤解を招く行動で思惑を錯綜させる見事な話運び。話がどこへ転がるか読めないところに
“セレン”たちが思わぬおいしい目に遭うラッキースケベ要素を盛り込むのも抜け目なく。

最終的に“ロイド”が事態を丸く収めてくれる安心感を踏まえつつ、コンロン村が一枚岩
ではないことを示す場面を挟み込んでくることで彼だけでは収まりがつかない事態の訪れ
を予感させます。それにしても村長が仕込んだマッサージが気になって仕方がないです。

posted by 秋野ソラ at 00:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
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