香月美夜 先生が贈る大人気ビブリア・ファンタジー。第三部・5巻は健康な体を得るため、
そして本作りに邁進する“ローゼマイン”が、貴族の派閥闘争を機に人生の岐路を迎えます。
(イラスト/椎名優 先生)
【 http://www.tobooks.jp/booklove/ 】
【 http://ncode.syosetu.com/n4830bu/ 】
【 http://seiga.nicovideo.jp/comic/booklove 】
“ヴィルフリート”の素直さ故の迂闊ぶりが腹立たしく、廃嫡にならなかったのが奇跡と
言わざるを得ません。反面教師として自分も気をつけたい、とその思いを噛みしめる次第。
“ローゼマイン”の魔力圧縮に関する技術が共有される事態は今後の備えとなるか否か。
“シャルロッテ”という可愛い妹が出来て舞い上がる“ローゼマイン”。血気盛んに道を
歩むかと思いきや陰謀に巻き込まれてユレーヴェを使う破目になるとは。彼女を救うため
“フェルディナンド”が見せた怒り具合に彼の本気とまだ見ぬ本心を垣間見た気がします。
残り三分の一以上を使って“ローゼマイン”空白の二年間を描く今巻。彼女の有能ぶりを
見せつけると共に、彼女がいなくても運営が回る盤石な体制に羨ましさを感じてみたり。
巻末の“ボニファティウス”が色々な意味でアリだなとついニヤニヤ。次巻も楽しみです。
2017年09月25日
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