夏海公司 先生が萌えるSE残酷物語。第16巻は“工兵”と“立華”の対決がいつ間にやら
国内大手企業も巻き込んでの大騒動に。多勢に無勢な彼は為す術もないか、それとも──。
(イラスト/Ixy 先生)
【 http://dengekibunko.jp/newreleases/978-4-04-893276-9/ 】
“貝塚”から降伏勧告を受けて、なにくそと言いながら手詰まりな状況をどう打破するか。
社会人2年目のすることじゃない、とは思いながらも結果としては清々しいし天晴な結末。
SEとしての立ち位置を揺さぶられても軸がぶれない姿勢には敬服に値するものがあります。
あとがきで先生が示した苦言は現場の人間として耳に痛い所で。しかし技術の空洞化など、
あらゆる諸問題は他業種にも例外なく言えることです。特にこれから社会人として技術を
担う方々にはどう立ち居、振舞うか。少しでも真面目に考える一助になればと願うばかり。
“工兵”が、自身の成長と仲間の協力を得て様々なことを成してきた物語であると同時に
エンジニアとしての“立華”がトレーナーとしての経験を通じ人として成長できた話でも
あると思います。願わくばアニメ化を、と思いますがまずは無事完結、お疲れさまでした。
2017年08月30日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/180824180
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック
http://blog.sakura.ne.jp/tb/180824180
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック